世界の中心に愛をさけびに行った猫

オーストラリア：ウルルの旅

オーストラリア･ウルル (別名エアーズ･ロック）




鉄分を多く含む台地は,もちどおり鉄が錆びた赤茶けた土地です。

その大地に一枚岩で出来たエアーズロックが

まるで大地の“へそ”のように突き出ています。


登山道から見たウルルは、遠くから見た顔と違って、結構ゴツゴツです。


蟻んこのようにポツポツと人が登っています。うっすらと白く山へ伸びる線が、唯一の登山道です。

外国人観光客が我も我もと登って行きます。

片道４０分もあれば登れます。足に自信のある方は登ってみて下さい。

でも、この一枚い岩は、まるで滑り台を登るがごとく。オッカナイデス！！

毎年数人は滑り落ちて、亡くなる方もいるそうです。



だから、本当は現地の方たちは登って欲しくないそうです。

だって、聖地から死者を出したくないですから。

ここは、アボリジニの聖地です。

どこまでも続く地平線、そう、なにも邪魔するものの無い赤い大地。

風だけが通って行きます。

水平線はいくらでも見たことはあります。

でも、家もビルも何者も邪魔することの無い地平線を見たのは、

生まれて初めてです。

かなたには、３８個からなる岩山マウント・オルガが、薄っすらと見えています。

そこは、あの宮崎アニメの舞台｢風の谷のナウシカ」のモデルになった「風の谷」がある岩山群です。












　　さあ、ここが「風の谷」への入り口です